内容は、丸の内にある老舗の食品会社「S&F」に伝説の派遣社員 大前春子(篠原涼子)が派遣されることから始まるのですが、この「S&F」という会社が新年早々から「餅つき」などをしているような本当に伝統的な会社なのです。
典型的な日本企業といわれるようなこの「S&F」という会社が舞台で、昇進の場面などもあり、まさに会社って感じでしたよね。
しかし、この派遣社員 大前春子が正社員よりも優れた能力を持ちながら誰もが解決できないようなトラブルや難局を解決していく・・・という物語です。
派遣社員がいなくては、成り立たなくなってしまっている日本企業という背景もあるのですが、よく考えると「働く」というスタイルがここ数年で大きく変化していることも共感されているように思います。
人事コンサルタント 城 繁幸若者たちが会社を辞める理由は「このまま会社に勤めていても希望を見出せないから」というのが大半のようで、今のような低成長の社会では、出世も見込めずポストが不足しているという背景があります。
団塊の世代では、上場企業なら八割が部長になれたそうですが、バブル世代では二割もいないといわれ、もう「年功序列制度」は崩壊しているといえます。
派遣社員、フリーターなど短期で低賃金で雇える存在は、企業にとっては便利な存在ともいえますが、自由気ままに甘んじる若者たちの労働の上に成り立っているともいえます。
さらに、「団塊定年」で労働力の慢性的な不足の状態が続きます。
会社の中で働く、社会の中で生きる。という考え方が変わりつつある背景がこのドラマの共感を生んでいるように思えてなりません。
しかし、ドラマも少しずつシリアスになってきているようですね。
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