2006年02月05日

「めぐりあい」酒井和歌子初主演映画。

prog_060205_meguriai2.jpg

こんばんは。深夜NHKでしっかり見てしまいました。当時、大人気だった内藤洋子とともに注目されていた酒井和歌子の映画初主演作とのことです。

1968年、当時大人気女優の初主演映画ということだから、今で言うと長澤まさみ、石原さとみとかの初主演映画みたいなものなんだろうか?1968年というと、今から40年前の映画です。
主演の酒井和歌子が18才として、黒沢年男が23才だから現在、60才位の方の青春映画ですね。

川崎のある自動車工場の組立工である江藤努(黒沢年男)は、停年を迎える父の代りに一家の家計を支えなければならない立場だった。そんな貧しい中、弟の宏が大学へ行きたがっている。

努はベアリング店に勤める今井典子(酒井和歌子)とある日知り合い、その爽やかな笑顔に惹かれる。典子は、母と弟の三人家族で母(森光子)は保険の外交員をして苦労しながら2人の子供を育てていた。

ある日、家族からも自分の誕生日を忘れられてしまった努は、典子を誘い工場から借りたダンプカーで夏の海にドライブする。典子はそんな努に貝がらをプレゼントした。

だが、岩の上に寝ころんだとき、典子は努のたくましい(毛深い?)身体に男を感じ(まじで?)、そんな自分が嫌で努を避けるようなそぶりをする。帰り道、雨の降り出した中、努も典子を意識し、態度がぎこちなかった。そして、典子は一度は努のキスを拒んだが、いつか唇を重ねていた。

楽しい気分で家に帰った典子。しかし、そこには、母の突然の訃報が待っていた。バスが転落して死んだのだった。一方、努はいよいよ停年になった父のため、一家を背負わねばならず、その重在に気持ちを苛立たせていた。典子に会いたいと思い駅で待ち続けるのだが、彼女は母の葬儀で、待ち合わせの場所に行くことはできなかった。

優秀な組立工だった努は、イライラが昂じて前日飲み過ぎ大きなミスを犯し、鍛造部に回されてしまう。

努は疲れ、いつか前向きさを失い、すべてが嫌になってしまう。母をなくした典子は、自分の悲しみの中の努を励ますが、努には気持ちが届かなかった。二人の交流はそれ以来、途絶えてしまったが典子は、いつか努が自分の許に戻ってくると信じ、横浜の遊園地で働いていると言う事を手紙で伝える。

汗と鉄紛にまみれながら、毎日働きつづけている間に、やがて努はこの仕事が車の組立よりも、自分に応しいと思うようになり、気持ちにゆとりを持ちつつあった。

ある日曜日の遊園地を努は初めて典子を訪ねる。彼女は、子供を遊園地の乗り物に乗せたり、一生懸命に働いていた。子供たちに囲まれる典子のもとに努は駆け寄り、お互いの視線が合ったとき努は大きな感動につつまれる。典子は、きっとこの日が来ることを予想してたように微笑む。

高度経済成長時代の青春映画ですね。整理されない自分の気持ちを伝える術もなく、体当たりでしか表現できない、もどかしさ。また、駅で連絡も取れず、待ち続けるなんて、携帯のある今の時代では考えられないのかもしれませんが、良くあったことだと思います。

今の世代のお父さん、またその上の世代の人たちは、こういった貧しい中、懸命に生き抜いてきたのでしょうね。こういう映画を見ると、今の時代これでいいのかな?と少し考えてしまいますね。

酒井和歌子写真集―東宝時代1964‐1976酒井和歌子写真集―東宝時代1964‐1976
東宝映像事業部出版商品事業室

東宝 2004-02
売り上げランキング : 188346

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


◆人気ブログランキングに参加中です♪
1日1回 1クリック☆ご協力いただけたら嬉しいです⇒banner_02.gif


posted by 邦画生活take-naka at 04:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 邦画感想&劇場公開>本格的な感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ち合わせや、お父さんなどを参加しなかったの?


Posted by BlogPetのtaro at 2006年02月08日 10:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。